農家さん紹介

そふぁら|50代で脱サラし米農家に転職。目標は地元の長浜をオーガニックの街にすること。

自身が企画・運営に携わっている

12/15(土)に開催する『草津小市~ファーマーズマーケット~』。

“Live Simply”

速さを競うことより、いき永く続くことを。

たくさんのものがあることより、たいせつなものに気づくことを。

幸せは日々の生活の中にあるものなのかもしれない。

そんなことに気づけるような場に。

 

この催しに出店していただく方々のもとを訪問し取材させていただいています!

今回紹介するのは、、

標高1,377mの霊峰伊吹山の麓に広がる街

滋賀県北部にある長浜の『そふぁら』さん。

脱サラオーガニック米農家”筧太津郎”さんのはじまり

『田んぼから、元気と笑顔と健康をとどけたい。』

そう語るのは、そふぁら代表[筧太津郎]さん56歳。

 

大学卒業後22歳で一般企業に就職し、50歳までの約30年間、

サラリーマンとして、日用雑貨を販売する会社の営業職として働かれていました。

そのかたわらでお米づくりをする、兼業農家。

当時は会社が休みの日や、出勤前の朝5時から田んぼに出てお米の世話をしていたり。

そして50歳で脱サラし、専業農家に転職。

そふぁらの米づくり

そふぁらのホームページより引用

兼業農家時代、そして専業農家になってしばらくのうちは、

除草剤、化学合成肥料、さらに大豆の栽培には

煙が出るほどの殺虫剤を使用されていました。

 

けれども、農薬の影響か、自身の体調を崩しはじめ、健康被害に悩まされてしまいました。

れんげの花 (wikipediaより引用)

そんな時に参加した農業研修で

お米を無農薬で育てられる、ということを知った 筧さん。

そして2007年には、一切農薬・化学合成肥料を使用しないオーガニック栽培へ。

 

オーガニック栽培と言っても、育て方は農家さんによって様々。

どんな肥料を使用するかも、ほんとうに人それぞれなのが面白く、

そこに農家さんの考え方やこだわりが詰まっています。

 

そんな筧さんは、有機肥料(いわゆる鶏糞や牛糞)は使用せずに、

れんげ草という植物を育てるだけの、緑肥を使用した栽培方法。

れんげの花が咲き誇る畑(wikipediaより引用)

緑肥とは、、

栽培した植物を収穫せずそのまま田畑にすき込み(土壌と共に耕し)、後に栽培する作物の肥料にするもの。

物理性の改善(土壌団粒構造の形成・透水性の改善)、化学性の改善(保肥力の増大・空中窒素の固定など)、生物性の改善(土壌微生物の多様性改善・土壌病害の抑制など)といった土壌環境改善のほか、景観美化・炭素貯留量の増加(排出CO2削減)といった環境保全、それに表土流亡・飛砂防止・雑草抑制などにも有効

(アグリジャーナル参照)

もともと、化学合成肥料が盛んに使用されるようになる以前までは、

緑肥を用いた栽培方法が日本では当たり前だったそうです。

 

けれども、今となっては化学合成肥料を用いた栽培方法が日本では一般的。
(ちなみに日本の有機農作物栽培面積は0.5%程度。 農林水産省のデータより)

というのも、化学合成肥料は効き目に即効性があり、

一時的な目線でみると、かなりの収量を増加させてくれるというメリットがあるからです。

ただし、、

1トンの化学肥料を作るのに、原油760リットルが必要だという。この化学肥料1トン当たりのCO2排出量は2.07トン。それが地球温暖化の一因にもなっている。また、原油価格は高止まりしており、それに伴い化学肥料も値上がりしている。これでは農家の努力に関わらず、安定して利益を確保するのは容易ではない。

(アグリジャーナル参照)

というように、物事にはメリットだけでなく、デメリットも必ず存在してくるもの。

このようなことを知った上で、どのような選択をするか、

ということが大事だと、僕は思います。

化学合成肥料も有機肥料も使用せずに緑肥だけでお米を栽培している、

筧さんの田んぼでの収量は一反あたり4俵。

これは、日本の一反あたりの平均収穫量が8俵に対して半分です。

収穫量が半分となってでも、筧さんがオーガニックで栽培し続ける理由は、、

『田んぼから、元気と笑顔と健康をとどけたい。』

伊吹山の清らかな雪どけ水が流れ込む姉川。天然のきれいな水に恵まれたこの地で無農薬栽培にこだわり、自然の恵みと稲が持つ本来の力を生かした米づくりを楽しんでいます。
虫やカエルの声を聴きながら、丹精込めて育てたお米は味わいが濃く、旨味がまるで違います。
誰もが安心して食べられる米づくりで、たくさんの人に元気と笑顔と健康を。

(そふぁら ホームページより引用)

という想いがあるからでしょう。

夢ごこち そふぁらのホームページより引用

 

お土産に”コシヒカリ 熟成米”と”夢ごこち 熟成米”をいただいて帰りました。
(*夢ごこち,,,コシヒカリ×もち米 の品種のこと)

さっそくその日の晩御飯で”夢ごこち”をいただいたのですが、

家族全員が感動するほど、めちゃくちゃ美味しくて驚きました!

僕自身、はじめて お米だけを食べて旨いっ!となったほどのおいしさ。

奥さんはパン屋さん、まるで人生の楽園に出てくる夫婦

趣味として始まった、奥さん茂代さんのパンづくり。

もう、パンを焼き続けて25年にもなるそうです。

友達が集まってきて、コーヒーを飲みながらパンを食べられるような場所を作ろう、

という想いから、3年前にお店をオープン。

土日の週二日のみ営業。

すべて、手ごねでパンの生地をつくられているため、

1日に焼きあがるパンの種類は10種類程です。

 

生地には、そふぁらで自家製粉した『夢ごこち』の米粉も使用されています。

そのため、小麦粉で焼き上げたパンにはない、

甘みや、もっちりとした食感が特徴。

今回訪問させていただいたのは土曜日。

『そふぁらてい』の営業日だったので、ちょうど店内でパンを焼かれていました。

筧さんのお言葉に甘えて、その場でパンをご馳走に。

くるみクッキーパン

僕がいただいたのは、”くるみクッキーパン”と”すいおう大納言”
(*すいおうとは、、サツマイモのじくを食べる品種のこと)

“くるみクッキーパン”は、サクサクの食感がたまりませんでした!

 

そして、芋の茎を乾燥させて粉にしたものを生地に練り込んでいる”すいおう大納言”

一口食べると、よもぎのような風味が口に広がり、大納言の程よい甘みとすごく美味しい!

まとめ

12/15(土)『草津小市~ファーマーズマーケット~』では、、

そふぁらていのパンが並びます。

一種類一種類、数には限りがあるので、

多くの種類が並んでいる、早めの時間に買われることをオススメします。

地元”相撲庭”の文字を借りて、

「相・笑・楽」「つどい・わらい・たのしい」の『そふぁら』

そして、、

「相・笑・楽・庭」「つどい・わらい・たのしい・ところ」でありたいという想いから『そふぁらてい』

本当に素敵なご主人と奥さん。

ぜひ土日に遊びに行ってみてください。

そふぁら&そふぁらてい

ホームページ.http://sofara-tei.com/

滋賀県長浜市相撲庭町861- 2
tel.080-4495-3345

fax.0749-74-0324

mail. sofaratei@gmail.com

 

ABOUT ME
gourmetuchida
2年間休学して、ニュージーランド&アメリカに留学してました。 農業に魅了されています。