グルメ紀行家の想い

僕がファーマーズマーケットを根付かせたいと熱く想う3つの理由

~we are what we eat~

【オーガニックが日常に選択できる暮らしを】この目標を実現させるために

ファーマーズマーケットを日本に根付かせたい】という想いがあります。

すべては『地球を健康に ヒトを健康に』と願うから。

どうも、グルメ紀行家の内田修次です。
2年前の20歳の時、僕はニュージーランドへ留学に行っていました。
そこで、初めてファーマーズマーケットと出会い、ファーマーズマーケットへ行くことは僕にとって週末の楽しみとなっていました。

ファーマーズマーケットに惚れた自分は、「ファーマーズマーケットを日本に根付かせたい。」と、ずっとずっと言い続け、2年越しの想いで12/15(土)、滋賀県の歴史のある街、草津の路地裏を舞台に自身にとって初となる”ファーマーズマーケット”を開催することになりました。

そこで、初の開催を前に、、
なぜ僕がファーマーズマーケットに惹かれているのか、
なぜ日本にファーマーズマーケットを根付かせたいのか、
僕の個人的な想い(2年分)を、あなたに伝えさせてください。
(計5200文字。写真はありません。)

オーガニック。
この言葉を聞いて、どんなイメージを思い浮かべるでしょうか?

「健康に良さそう。」
「お金持ちが買う高いもの。」
「無農薬で安心。」

これが世間一般で思われているオーガニックのイメージだと思います。
このように↑オーガニックの20%しかわかっていない、あなたへ

オーガニックってなんなのか、
オーガニックの何がいいのか、
なんでオーガニックの認知度を高めたいのか、

この記事で知ってもらいたいと思います!

オーガニックの認知度を高めるためのファーマーズマーケット

最近になって、すこしずつ耳にするようになった「オーガニック」
でも、オーガニックの野菜がスーパーで置かれているのを見ることはないし、実際に食べたことがあるという人も少ないでしょう。

それもそのはず、日本のスーパーではオーガニックの野菜がほとんど売られていないからです。

じゃあ、なんでオーガニックの野菜はスーパーに置かれないのでしょうか?

 

それは、、

日本では、オーガニックの野菜を育てている農家さんが少ないため、安定して供給するのが難しいからです。(その他にも物流の問題など数々の原因があるのですが、それは後日。)

だから、僕は、、

スーパーには置いてもらえないオーガニックの野菜をファーマーズマーケットで販売する。そこで多くの人にオーガニックのことを知ってもらい、認知度は向上。結果、需要が高まることで、オーガニックの野菜を育てる農家さんが日本でも増える。

その先には、オーガニックが日常に選択できる暮らしがあるのではないかな、、

と考えています。

そんな想いがあって、僕はファーマーズマーケットに可能性をかけています!

そもそもオーガニックって?

オーガニック、オーガニック、って先ほどから何度も口に出していますが、
そもそもオーガ二ック(有機)って何?という方のために、すこし説明をします。

有機とは
① 生命をもち、生活機能や生活力を備えていること。
② 生物体のように、全体を構成している各部分が、互いに密接な統一と関連をもっていること。
③ 「有機化学」「有機化合物」「有機物」の略。
大辞林より

と言ってもあまりわかりませんね。僕にもわかりません。

有機野菜とは

  • ・種まき又は植え付けする2年以上前から、畑の土に禁止された農薬や化学肥料を使用していないこと
  • ・栽培中も禁止された農薬や化学肥料を使用していないこと
  • ・使用する肥料や農薬は天然物質又は化学的処理を行っていない天然物質に由来するもののみ
  • ・畑や施設、用具などに農薬や化学肥料の飛散・混入がないこと
  • ・遺伝子組換えの種を使わないこと
  • ・病害虫を防除するのに農薬に頼らないこと

JAS法より

簡単に言うと、、

・化学合成農薬(農薬)

・化学合成肥料(化成肥料)

・遺伝子組み換え(GMO)

この三つを使用していないもの=オーガニック(有機)である、と考えていただければ大丈夫です。

(* ただし、、日本では、有機JAS認証を受けたもの以外は、「有機」「オーガニック」と名乗ることができないというルールがあります。本来であれば、第三者認証として品質を保証するための仕組みのはずなのですが、小規模のオーガニック農家さんにはあまり寄り添っていないのが現状。そのため、オーガニックであっても名乗ることができずに「無農薬・無化学肥料で栽培しました」という表記しかされていないのはそのため。)

オーガニック=おいしい?

次に出てくる疑問は、

「オーガニック=おいしいの?」という問いだと思いますが、、

これは「イエス」でもあり「ノー」でもあります。
というのも、無農薬・無化学肥料で育てることが、美味しさに直接影響を与える因子ではないからです。

けれども、、オーガニックの野菜=おいしいこと、がほとんどです。

その理由の一つに、オーガニックの野菜を育てる人の多くが、農業が好きで、農業に対して前向きな新規就農の方だからです。

実は、新規就農者の栽培技術は、相当に高い。
また彼らは好きで好きではじめた農業です。
就農が厳しい戦いになることを覚悟の上で飛び込むような人たちだから、
ほんとうに熱心に勉強しているし、創意工夫を積み重ね、よく働く。
経験不足を補うために各地の生産者を訪ね参考事例をかき集める。
そんなふうにして育てられた農産物はかなり高い品質を持つものです。
そのうえ、量や生育速度を無理に追いかけないスタンスで、
品種も選んで栽培をしています。
だから、しみじみとおいしい、そんな野菜が多いです。

坂ノ途中HPより

オーガニックじゃないと安心・安全じゃないの?

“オーガニック=安心・安全”というのもよく目にします。
確かに、無農薬・無化学肥料で育てられているから安心・安全であることは言えます。

じゃあ、スーパーで売られている野菜はオーガニックじゃないから安心・安全じゃないの?と、聞かれると、それは難しい質問です。

あなたが『日本』というブランドに対して信頼をしているように、国で決められた農薬基準を守って育てられた野菜しかスーパーには並んでいないので、その点は安心してもいいと思います。

けれども、その基準がどれほど安全であるか、僕には証明することはできません。
実際に私たちは、普段からスーパーで買った野菜を食べていても生きていることから安全だろう、ということもできますね。

ただ、農薬を使用していた農家さんが皮膚病になってしまったり、農薬を散布中の農家さんが防護服を着ている姿をみると、農薬が私たちのカラダにとって害を及ぼすものであるということには違いありません。

私たちのカラダは私たちが口にするものから成り立っています。~we are what we eat~

未来からの前借りをやめるためのオーガニック

『未来からの前借り、やめましょう』

これは、僕がアルバイトで働いている、京都の[野菜提案企業 坂ノ途中]が掲げているメッセージ。

僕が農業に興味を持ったきっかけも、環境面からでした。

ニュージーランドでの留学中、僕は先住民マオリ族の家庭で自給自足的な暮らしをしていました。
その時に「農業のせいで、ニュージーランドの自然もだいぶ壊されてきている。」と聞いて、僕は何を言われているのか意味がわかりませんでした。

僕にとって農業のイメージは

[自然と寄り添い、自然の中で営む、グリーンでクリーンな仕事]。

そんないいイメージしかなかった農業に対して、僕の頭の中でパラダイムシフトが起きました。

坂ノ途中が訴えているように、農業は環境破壊の大きな要因となっています。

森林伐採のいちばんの理由は、農地の確保です。
砂漠化の要因だって8割以上が農業由来だといわれています。

そんな視線で眺めると、
農薬や化学肥料に代表される外部資材に依存して営まれる今の農業は、
ずいぶんと危ういものに見えます。

現代農業は、今、この瞬間のコストは縮減できるし、安定した多くの収穫が期待できます。
でも、その一方で、環境への負担は確実に積み重なり、水質汚染や土壌の劣化を招いています。
エネルギーもたっぷり使います。生物多様性は損なわれていきます。
つまり今の農業の効率性の高さは、
未来に目を向けないことで実現されているという側面があるのです。

坂ノ途中HPより

私たちは、安いもの・カタチの綺麗なものを求めて、いつもスーパーで野菜を買っています。
未来(自分の子供たちが生きる時代)から前借りをしているということを知らずして。

一方、オーガニック農家さんたちは、この問題と向き合い、農薬や化学肥料に依存しないように、できるだけ環境に負荷をかけない農業のカタチとしてオーガニック栽培をしています。

だから、オーガニックの野菜を食べることがオーガニック農家さんの支援につながり、環境にも優しいアクションになります。

美味しくて、安心ができて、環境に優しいオーガニックの魅力を伝えたい

・手間ひまかけられて育つオーガニックの野菜は美味しい

・無農薬で育てられるオーガニックの野菜は安心できる

・無農薬・無化学肥料による栽培はヒトだけでなく地球にも優しい。

だから僕は、オーガニックのことを、あなたにも知って欲しい。という願いから、、

ファーマーズマーケットを定期的に開催できるようにしていきたいと考えています。

 

理由2:作り手、買い手、互いの顔が見える健康的な買い物のカタチ。

最近、スーパーや道の駅に行けば「〇〇さんが育てた野菜です!」という表記とともに農家さんの写真が並んでいるのを見かけます。

誰が育てたのかが見えることで、買い物をする私たちに“安心感“を与えてくれます。
けれども、あくまでそれは安心感を与えてくれるためだけの材料にしかすぎません。

野菜が育った背景に想いを馳せることで感じる小さな幸せ

農家さんが育てた野菜を、直接買うことのできるファーマーズマーケット。
家に帰って、買った野菜を食べる瞬間「この野菜は、あの〇〇さんが育てたものなんだな。」と野菜が育ってきた背景が、頭に思い浮かびます。

甘み、苦み、旨み、、味覚で感じる美味しさ以上の美味しさを野菜を育てた人、野菜が育った環境に想いを馳せることで感じて欲しいです。
そんなちょっとした想像力が私たちの生活をほんのすこし豊かにしてくれます。

誰が育てたか、誰が食べるか、お互いの顔が見えることで生まれる安心感と責任感

便利になって、モノが溢れかえるようになり、どこの誰が作ったものなのかわからないものばかりに囲まれながら、私たちは生活をしています。

その結果、誰が作ったものなのかわからないという不安が消費者には生まれ、また、どこの誰が手にするかわからないという無責任な気持ちを生産者に生んでしまう。

これは生産者と消費者の分断によって生まれた弊害だと思っています。

「〇〇さんが育ててくれた野菜だから安心だね。」
「小学生の〇〇ちゃんに食べ欲しいから、美味しくて良い野菜を育てよう。」

誰が育てたのかが見えることで生まれる安心感
誰が食べるのかが見えることで生まれる責任感によって
ホンモノの安心・安全な野菜が育つ、と僕は考えます。

それを実現させてくれるのが、ファーマーズマーケットだと僕は信じています。

理由3:日常の暮らしをすこし豊かにしてくれる

ニュージーランドでの留学期間中、僕にとって、ファーマーズマーケットに行くことは、毎週末の楽しみでした。僕だけでなく、その町に住む人々にとって、憩いの場のような空間でもありました。

自分のお気に入りの農家さんが見つかり、何度もそこで野菜を買い続けているうちに、その農家さんが僕のことを覚えてくれるようにました。
「留学中の学生だしお金もあんまりないだろう」と言って、度々、サービスでいろんな野菜をくれました。(いつも試食をたくさん食べていたのを見られていたんだと思います。笑)
留学中で少しセンチメンタルになっていた自分は人の優しさに触れて、すごく感動したことを今でも覚えています。

けれども、自分の故郷である日本を思い返したとき、すごく寂しい気持ちになりました。
日常の買い物は生産者の顔が全く見えないスーパーで、ものの良し悪しもあまりわからずに「安いから買おう。」、「ちょっと高いけど、良さそう」といった基準で選んでしまう。
さらには、面倒だからといって、近所との関わりを断ち切り、どんどん人間関係が希薄になっていく。

私たち日本人が目指している世の中って、いったいどんな姿なのでしょうか?僕は何事にも効率が優先され、人間らしさがどんどん失くなっきている日本人の生活に、違和感を感じました。

”人間らしい生活”とは何なのか、留学先で出会ったファーマーズマーケットが僕に教えてくれたように思います。

生活をする上で必要な野菜などの食材を買い物することが楽しく、日常に楽しみを感じられる場がファーマーズマーケットにはありました。そんな人間らしい生活に気づくことが、私たちの暮らしを豊かにしてくれるのではないかと僕は期待しています。

まとめ

・地球を健康に人を健康にしてくれる。

└手間ひまかけられて育つオーガニックの野菜は美味しい。

└無農薬で育てられるオーガニックの野菜は安心。

└無農薬・無化学肥料による栽培はヒトだけでなく地球にも優しい。

 

・健康的な買い物のカタチ

└誰が育てたのかが見えることで生まれる安心感と、

誰が食べるのかが見えることで生まれる責任感によって

ホンモノの安心・安全な野菜が育つと、僕は考えます。

 

・生活を豊かにしてくれる

└日常に楽しみを感じられ、市民の憩いの場がファーマーズマーケットにはあります。そんな人間らしい生活に気づくことが、私たちの暮らしを豊かにしてくれます。

p.s.『地球を健康に ヒトを健康に』

これは、自分の人生のテーマみたいなもの。

幼稚園から13年間サッカーをしていて、何度も怪我に悩まされることが多く、人一倍、健康には気を遣っていた。

ただ、オーガニックを意識し始めるようになったのは、友達が病気になったことから。

友達が病気になったことを僕は留学中に聞いた。ニュージーランドから帰国した僕は、すぐにお見舞いに行った。お見舞いに行った時、元気そうには見えていたけれど、抗がん剤治療が合っていなかったらしく、食事療法へ変えようという話をしていた。

その話を聞いた自分は「ヒトのカラダは、食べるもので出来ているから、イイものを食べれば元気になるんだ。じゃあ、自分がオーガニックの野菜を育てて、それを食べさせてあげよう!」と。

ニュージーランドでオーガニックのことに興味を持ったこともあって、すぐに自宅近くで畑を借りて、オーガニックの野菜を育て始めた。トマト、ナス、ゴーヤ、いろんなものを育ててた。けど、結局食べさせてあげることは出来なかった。

何が原因で病気になるかなんてわからないけれど、”健康”でいることは、すごく大事やなって。でも、農業のことを勉強するようになって、そもそも私たち人間の母体である地球が健康でないと、ヒトの健康なんてありえないと思うようになった。

“地球を健康に ヒトを健康に”

これがここ数年の自分にとってのテーマ。

(↓持続可能なファーマーズマーケットを目指すための取り組みとして、共感し共創してくださる『スポンサーさんを募集』しています。)

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[※スポンサーさん募集。]健康的で持続可能なファーマーズマーケットを目指すシステム "プロジェクトSampo."どうも、グルメ紀行家の内田修次です。 12/15(土)、滋賀県の歴史のある街、草津の路地裏を舞台に自身にとって初となる"ファーマー...

『草津小市』

日付:2018年12月15日(土)

時間:9:00~14:00

場所:JR草津駅東口から徒歩10分

  • お寺カフェ、暮らし市 @浄教寺
  • 暮らし市 @円融寺
  • コイチラヂオ @真願寺
  • ファーマーズマーケット @傳久寺
  • しめ縄づくりワークショップなど

ー旅のまち、暮らしの小市ー

より多くの人に草津の昔ながらの町並みとともに

暮らしを豊かにするような一日を過ごしてもらう催し。

 

宿場町の趣きを残す路地裏を舞台に

セレクトされた器や食にまつわるもの

農家さんの野菜など小さな商いが集います。

 

他にも、ワークショップやお寺カフェなど

路地裏のまち遊びで特別な一日をお過ごしください。

詳しくは”コチラ“から。

ABOUT ME
gourmetuchida
2年間休学して、ニュージーランド&アメリカに留学してました。 農業に魅了されています。